2016年5月17日火曜日

雨の一日 作業は休んで、ただ薔薇を眺めて過ごす

 今日は予報通り、一日中雨。
 湿度は高いが気温は上がらず、肌寒いくらい。長袖T‐シャツをカフタンの下に重ね着しなければいられない日だった。
 
 それでも朝、イングリッシュ・ローズの「ア・シュロップシャイア・ラド」が、素晴らしくいい香りを漂わせていたのでご機嫌。大苗を買って3年目の株だ。だいぶ充実してきたのか、立派な花が咲いてくれるようになった。
 




 それから、この春の新顔さん、「プレザントリー」の可愛さ。
 ベルギー生まれの小輪のツル薔薇である。

 原種のような素朴な黄色の花で咲き始め、やがて淡い紫ピンクに色を変えていく。

 



 黄色と紫と言えば補色、淡いけれど色相としては反対色に当たるわけで、ちょっと思いがけない移り咲きの仕方である。だからこの名前なのかしら?プレザントリーとは「冗談」とか「洒落」というような意味合いの言葉だそうだが。

 ネットで検索したら「西洋のムタビリスと言われる」とあった。
 そもそも「ムタビリス」を知らなかったのでこれも調べてみたら、中国原産の移り咲きの薔薇のことだった。ムタビリスは薔薇百科に載っていたが、プレザントリーよりもっときつい色の花だった。

 複色が共存しても、淡い色同志のこの花で良かった!
 柔らかで素朴なブッシュができそうだ。来年以降が楽しみ。



 そんなことを思いながら、自分の選択を自画自賛して、何度も眺めて過ごした。
 明日天気になあれ!
 

2016年5月13日金曜日

首相の座に居座ってる"人"もどき者へ。

ハリー・ポッターのヴェルデモートのように、その名を口にするのもおぞましい「あれ」に言いたい。
大学の恩師・加藤節名誉教授にここまで言われてどうよ?

天木直人さんと言う方のブログ「日本一厳しく的確な安倍批判をみつけた」を読んだ。

https://t.co/xXGLfwjc1q

そこで引用している加藤節(政治思想史)成蹊大名誉教授の文には溜飲が下がる思いがする。
その無知と無恥、二つのムチ。まさに言いえて妙だ。
歴代の首相で出身校に泥を塗った最たる例となった気分はどうだろうな。
いや、無恥だから関係ないか。蛙の面に水なんだろう。

全文記事になっているという件の雑誌フライデーを買いに行くべきかしら?

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庭のバラが少しずつ咲き始めている。

裏の食堂の窓の外に植えたつるバラ「羽衣」が咲いていた。
ろくにケアしてあげなかったのに、こんなにいい顔で・・・



見返りを求めず
春になれば必ず花をつける
決して裏切らない
だから花が好き。


2016年5月7日土曜日

節目:パラレルに進行してきた私のボランティア




私のボランティアは、大きくわけて3つ。
 ここでテーマとして書いている「懐メロ=音楽」以外に、「日本語」と「難病」がある。
 もともとの職業が教師だったから、懐メロの会と日本語は根っこで同類なのだけれど、最後の難病の患者会運営ボランティアは、自分も家族も病気とは無関係だが医者の先輩の依頼で偶然関わるようになったものだった。
 郷里・浜松で準備会を立ち上げ、平成5年に全県組織として設立、2年後には東京に本部のある全国組織の支部へと持っていった。その後東京に転居したため、支部の事務局長と本部理事も兼任、一時は広報担当として機関紙の編集やオフィシャル・サイトの責任者も務めた。
 父が倒れ、認知症の母と二人を引き取ることになってやむなく全てを他の方に交代して頂くことになったのだが、せめて一つはと続けてきたのがそのサイトへの花写真の投稿である。余りに深刻な難病のサイトだったので、ホッとする場所をと思って作ったメニューだった。
 このたび、サイトのリニューアルに伴ってそのメニューはリストラとなるそうだ。
 振り返ってみると最初の投稿は2006年の5月だった。
 今月、最終回として送った投稿を、ここに転記しておく。
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5月の花だより


ようやく春らしいぽかぽか陽気が訪れて、一気に草木の芽吹きが進み、町のあちこちで花が溢れています。我が家では早くも色づいてきたサクランボをめぐって、鳥たちの声が飛び交ってそれは賑やかです。


<一重のモッコウバラ>
 モッコウバラと言うと黄色の八重咲き種が一般的に知られていますが、今年は一重の方も咲きました。
 しべが可愛くて思わず笑顔になりました。





 <クレマチス~阿吹~> 少し青みのかかった淡いピンクの大輪花をたくさん付けます。
 
この春の新種として売り出されたクレマチスです。


<薔薇・東雲(しののめ)>
 アプリコットオレンジの一重の花が房になって咲きます。
 その名の通り、日の出前に茜色に染まる雲の色です。
 今日一日がいい日でありますように。
 そして明日は、もっといい日になりますよ
うにとの、祈りのこもった色に思えます。




 20065月以来お付き合いいただきましたが、本サイトのリニューアルにあたり、「四季の花便り」は今回が最終となりました。 長きに渡り私の拙い写真とおしゃべりを読んでいただき、有難うございました。
 病気であるか否かにかかわらず、日々の些細な
物事にも心を込めて接し、時を愛しむ気持ちだけは持ち続けていたいものと思います。
 花を「美しいな」と思われた時、私のこと
も思い出していただけたら嬉しいです。
                           (サイトのコピー終わり)
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 難病にかかわり始めてからそんなに過ぎたとは。そしてこちらのサイトへの投稿はちょうど先月で10年経ったところだった。
 懐メロ5年、花写真10年、なんだか本当に「節目」という言葉がぴったりくる年になった。私自身もどこかをリニューアルできるといいんだけれど・・・

                     (Yahooブログ「シニアと歌う懐メロの集い」より転記)