今日は予報通り、一日中雨。
湿度は高いが気温は上がらず、肌寒いくらい。長袖T‐シャツをカフタンの下に重ね着しなければいられない日だった。
それでも朝、イングリッシュ・ローズの「ア・シュロップシャイア・ラド」が、素晴らしくいい香りを漂わせていたのでご機嫌。大苗を買って3年目の株だ。だいぶ充実してきたのか、立派な花が咲いてくれるようになった。
それから、この春の新顔さん、「プレザントリー」の可愛さ。
ベルギー生まれの小輪のツル薔薇である。
原種のような素朴な黄色の花で咲き始め、やがて淡い紫ピンクに色を変えていく。
黄色と紫と言えば補色、淡いけれど色相としては反対色に当たるわけで、ちょっと思いがけない移り咲きの仕方である。だからこの名前なのかしら?プレザントリーとは「冗談」とか「洒落」というような意味合いの言葉だそうだが。
ネットで検索したら「西洋のムタビリスと言われる」とあった。
そもそも「ムタビリス」を知らなかったのでこれも調べてみたら、中国原産の移り咲きの薔薇のことだった。ムタビリスは薔薇百科に載っていたが、プレザントリーよりもっときつい色の花だった。
複色が共存しても、淡い色同志のこの花で良かった!
柔らかで素朴なブッシュができそうだ。来年以降が楽しみ。
そんなことを思いながら、自分の選択を自画自賛して、何度も眺めて過ごした。
明日天気になあれ!
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