私のボランティアは、大きくわけて3つ。
ここでテーマとして書いている「懐メロ=音楽」以外に、「日本語」と「難病」がある。
もともとの職業が教師だったから、懐メロの会と日本語は根っこで同類なのだけれど、最後の難病の患者会運営ボランティアは、自分も家族も病気とは無関係だが医者の先輩の依頼で偶然関わるようになったものだった。
郷里・浜松で準備会を立ち上げ、平成5年に全県組織として設立、2年後には東京に本部のある全国組織の支部へと持っていった。その後東京に転居したため、支部の事務局長と本部理事も兼任、一時は広報担当として機関紙の編集やオフィシャル・サイトの責任者も務めた。
父が倒れ、認知症の母と二人を引き取ることになってやむなく全てを他の方に交代して頂くことになったのだが、せめて一つはと続けてきたのがそのサイトへの花写真の投稿である。余りに深刻な難病のサイトだったので、ホッとする場所をと思って作ったメニューだった。
このたび、サイトのリニューアルに伴ってそのメニューはリストラとなるそうだ。
振り返ってみると最初の投稿は2006年の5月だった。
今月、最終回として送った投稿を、ここに転記しておく。
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5月の花だより
ようやく春らしいぽかぽか陽気が訪れて、一気に草木の芽吹きが進み、町のあちこちで花が溢れています。我が家では早くも色づいてきたサクランボをめぐって、鳥たちの声が飛び交ってそれは賑やかです。
<薔薇・東雲(しののめ)>
アプリコットオレンジの一重の花が房になって咲きます。
その名の通り、日の出前に茜色に染まる雲の色です。
今日一日がいい日でありますように。
そして明日は、もっといい日になりますようにとの、祈りのこもった色に思えます。
その名の通り、日の出前に茜色に染まる雲の色です。
今日一日がいい日でありますように。
そして明日は、もっといい日になりますようにとの、祈りのこもった色に思えます。
2006年5月以来お付き合いいただきましたが、本サイトのリニューアルにあたり、「四季の花便り」は今回が最終となりました。 長きに渡り私の拙い写真とおしゃべりを読んでいただき、有難うございました。
病気であるか否かにかかわらず、日々の些細な物事にも心を込めて接し、時を愛しむ気持ちだけは持ち続けていたいものと思います。
花を「美しいな」と思われた時、私のことも思い出していただけたら嬉しいです。
病気であるか否かにかかわらず、日々の些細な物事にも心を込めて接し、時を愛しむ気持ちだけは持ち続けていたいものと思います。
花を「美しいな」と思われた時、私のことも思い出していただけたら嬉しいです。
(サイトのコピー終わり)
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難病にかかわり始めてからそんなに過ぎたとは。そしてこちらのサイトへの投稿はちょうど先月で10年経ったところだった。
懐メロ5年、花写真10年、なんだか本当に「節目」という言葉がぴったりくる年になった。私自身もどこかをリニューアルできるといいんだけれど・・・
(Yahooブログ「シニアと歌う懐メロの集い」より転記)
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