2017年2月15日水曜日

暖房無しの部屋で頑張る事情

 今夜も外は-3℃~5℃くらいになっている。
 そんな夜中に、私はパソコンからプリントするために、家庭用プリンター複合機にへばりついている。しかもこの部屋には暖房が無い。あったけど壊れてしまった。冬になって間もなくに、変な音がしてついにお釈迦になったのだ。仕方が無いから今はダウンのオーバーコートを着て作業している。
 

 すぐに直したいのはやまやまだけど、何しろ私専用の書斎というかパソコン部屋であり、洗濯物干し場でありアイロン部屋であり、時にはミシンも持ち込む・・・つまりは作業部屋なのである。整理整頓が大の苦手な私の作業部屋ということは、別名を倉庫とも言う。
 てわけで、エアコン取り替えして貰う前に、電気やさんをお通し出来るようやらなきゃならない大作業があるんだけど、次から次へと優先事項が出来ては先延ばしで、いつまでたっても片付かない。

 それで結局、リビングのお客様用のテーブルの上に娘と一緒にパソコンを並べた。昨日まではそれほどプリンターに長くへばりついていなくても良かったので、寒~い書斎にいなくても用が足せた。だから個々の部屋でエアコンをかけるよりも今年はかなり節約になっている筈、とほくそ笑んでいた。

 でも、今日はそうはいかない。
 懐メロ歌う会の延長で、4月からある新しい企画をもくろんでいる。そのチラシの印刷なのだ。たったの25席という小さな会場だが、近所に在住の(自称?)声楽家らによるミニ・コンサートと、懐メロを歌って楽しむ会とをドッキングさせてみたらどうなるか?という実験みたいなものである。
 名付けて「歌友(うたとも)くらぶ」。同じ県内で「うたごえ倶楽部」という同じ趣旨のグループがあるようなので、半分真似して名付けた。

 母のところでのボランティアはそれはそれで続けられる限りは続けたいが、町内会役員をして初めてわかったのは、いかにお互いのことを知らないかということだった。それが人も羨む「閑静な住宅地」というこの地区の落とし穴かもしれない。

 しかし、自分も含めて高齢化の流れの中、物理的条件以上に人々は孤立化し、ますます互いの顔が見えなくなっている。災害が起きることも十分予想される以上、災害による相互助け合いの必要が生じる事態になる以前に、身近なところで少しでも人を繋ぐ切っ掛けを作っておくことは大事なのではないか。楽しみながら何かできればと思うのである。


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