日陰に居てもぐったりするような日が二日ほどあって、「いよいよ夏到来」と覚悟したのに。
な~んだ、雨ばっかりじゃない。
なんと、梅雨入りしていたんだ・・・ボケてるの?わたし。
いえいえ、空梅雨だからいけないのよ。梅雨ってものがある事忘れちゃってたもの。
バラが一段落したら、追いかけるように透かしユリやアジサイが咲き始めて、
庭がまたにぎやか。
そして、近くのホームセンターでは、ニガウリやキュウリやトマトの苗がひしめき合い、バラ苗
はバーゲン価格になって大分経つ。
「もう買わないぞ」と思いつつ、やっぱり横目で品種名ラベルに目が行く。
私の今年の誘惑は「紅不二」というオールド・ローズ。フラウ・カール・ドルシュキの枝替わりである。蝶が舞っているような華やかな花型の大輪でツルとしても使える。もとは真っ白だけど、赤の枝替わりは「艶姿(あですがた)」と呼ばれ、ローズピンクのものは「紅不二」と言う。
似た感じの色の花を挙げるなら、この↓「マヌウ・メイアン」。でも形はもっと独特の派手さがある。
この「艶姿」の見事なオベリスクが千葉市内のバラ園芸会社の看板替わりになっているのを見て、前から気になっている品種だった。当主の話を聞いたら、福島原発からわずか4キロの双葉バラ園(多分、原発事故がなければ、日本一のバラ園だったはず。)から貰った株だと知ったこともあり、しっかり名前が脳にインプットされていた。
実は個人的好みの問題で、艶姿より紅不二(ドルシュキ・ルブラ)の方が好みだった。その紅不二が、新苗ではあるが3桁で買える?が~ん!である。
一旦は素通りしたのだが、家に帰ってバラ図鑑で確認し、コロッと落ちた。だって、惚れてた品種に、二度と出会えるかわからないもの。
オールド・ローズが、私のズボラ栽培にどこまで適応してくれるかはわからないけど。
(アジサイ:ウェディング・ブーケ2年目です↑)
さて、次の日曜日は懐メロの例会だ。
6、7、8月は「夏のうた」。34曲だったサイド・ブックの曲を40曲に増やし、また終戦記念日前後用に入れていた軍歌3曲に撤退願った。代わりに「禁じられた遊び」や「泉のほとり」などの外国曲で反戦の思いは歌えると思う。
ただし、「サトウキビ畑」だけは残す。これを歌うと必ず皆涙するから微妙なんだけれど・・・
花もさることながら、新たに増やした曲をお年寄りむきに音を低く下げて歌えるよう、移調した伴奏譜作りに追われていた。
いや、正直に言うと、移調だけではない。もしもの時には自分でも弾けるよう、難易度を下げた楽譜であることも必須(汗)。何を隠そう私のピアノ技術なんてバイエルに毛が生えた程度なんだから。
てわけで、良く考えたら雨で花いじりができなくて良かったのだ。
楽しく、そしてしみじみ、今月も歌って過ごして来ようと思う。
柏葉アジサイの白が華やかです。
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